社内SEという職種についての話

みなさんが社内SEという職種についてどのようなイメージを持ってもらっているのかは分かりませんが、私の中での考えを書いてみようと思います。

そもそも社内SEってなに?という方もいらっしゃるかもしれないので軽く説明をさせていただきます。
簡単に言うと、ある会社の社内におけるITに関するほぼ全般を構築・保守する仕事です。
例えば、社内で使用するパソコンや電話やプリンターやサーバーやネットワークと言ったインフラ、セキュリティ、ヘルプデスク、社内システム開発などなどです。

これから社内SEに転職しよう!と考えている方々に私から助言を呈するとしたら「ひとりSE体制の会社は辞めておいた方が身のためである」と言うでしょうか。
自ら重圧の中に身を置く事を成長の機会と考えるタイプの人には逆にそういった環境の方が良いのかもしれませんが、長く続けたいのであればあまりお勧めはしませんし、辞めたくても辞められない状況に追い込まれる可能性が高いと思います。(法的には辞める事は不可能ではないですが。)

ある程度、情報システム部門に先行投資をする意思のある会社に勤める方が、自分の提案を通してもらえる機会も多いでしょうし、人数が多ければ役割を分担する事ができるので、それぞれのタスクに集中する事ができるのは間違い無いと思います。
ちなみに私は、とある企業の情報システム部(約7名)に所属していますが、主に社内システムの新規開発、社内でのプログラミング教育を中心としたタスクに集中する事ができています。
自分の得意な開発環境で構築する事も可能ですし、新しい分野に挑戦する事もできる、私にとっては非常に都合のよい環境です。
もちろん社内での様々な要件に対して適切な開発環境を選択する必要があるので、自分がやりたいからと言って何でも良いという意味ではありませんが、予算の範囲内であればある程度の融通は利きます。

そんな感じでとても居心地の良い職種のように聞こえますが、当然社内SE特有の面倒な部分や悩みもあります。
例えばうちの場合はサービス業を運営する会社になるので、土日祝日関係なく店舗側は営業をしています。
なので当然、休日であろうとなにかシステム上のトラブルがあれば電話がかかってくる事があります。
「ネットに繋がらない」「キーボードが反応しない」など大小様々な相談があったりしますので1件1件電話で対応していきます。これもうちの場合は人数がいるのである程度当番制で回す事ができているので、そこまで負担には感じませんが面倒と言えば面倒です。「レジのお金が合わない」なんて電話が来た日にはちょっと鬱になりかけます。

また、技術力の向上という意味ではほぼすべてにおいて自己学習になる為、通勤中や帰宅後、休日に最新の情報を自分で書き集めてそれらを習得する必要があったりします。ただそこで問題になるのが、例えば世間ではPythonだRubyだGoだといった流行があったとします。ですが社内開発においてそれらが必須かと言えばそうではないケースが非常に多く、一個人のエンジニアとしては学習しておいて損はないという気持ちがあっても、仕事でそれを活かせないとなると、いつ使うか分からない引き出しを増やし続けるという「作業」になりがちです。最悪の場合は引き出しのままブームが過ぎ去りその言語そのものが時代と共に葬り去られるなんて事も今までも何度も経験してきました。

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